料理は自信ないけど人に何か食べさせたい時やお腹を空かせて冷蔵庫を覗いたら卵が1個しかなかったときなんかにとっさに思いつくのが「目玉焼き」
(画像は楽天で見つけてきた人気の卵料理の画像)
熱したフライパンに卵を落として焼くだけ、と云うシンプルな調理のわりに、いい具合の目玉焼きを焼くにはほんの少しだけコツがいる。
簡単だろうと思ってタカをくくっていると、下はがりがり上は生々、気泡は入りまくりでとどめに殻の破片が、と云うステキ目玉焼きが出来上がってわびしい食事をするハメにもなりかねない。せっかくお泊まりした彼氏彼女もがっかりだ。
と云う訳で、わずかな手間で美味しくできる幸せな目玉焼きの焼き方をば。
1.冷蔵庫から出した卵を常温に暖める。
冷蔵庫から出した冷え冷えの卵をいきなり使うと失敗しやすい。
30分ほど前から出しておくか、殻のままお椀に入れて瞬間湯沸かし器のお湯で暖めよう。
いきなり脱がされちゃ卵も美味しく出来上がれない。
2.割った卵は器に入れる。
卵はフライパンに直接割入れたりしないで、1で暖めに使ったお椀や茶碗などの容器にあらかじめ入れておく。油がはねる心配が減るし、なにしろ仕事がやりやすい。
不慮の事故で混ざっちゃった小さい殻の破片などはこのとき丁寧に取り除いておこう。
3.フライパンを暖める。
フライパンに薄く油を引いて全体になじませつつ、青白い煙が出始めるまで強火で加熱。
すぐにも卵をダイブしたいところだけれど、ここでフライパンをいったん火から外し、濡れ布巾の上にのせて冷やします。
(僕は面倒なので、シンクでひっくり返して水をざざっとかけちゃう)
このプロセスを通るとあら不思議。卵が焦げにくい。
ほとぼりを冷ましたフライパンを再びコンロに戻して火力は最小にしておきましょう。
テフロン加工じゃないフライパンを持ってると目玉焼きがひと味美味しく出来上がるのはもはや云うまでもなく。
4.卵投入。
ついに卵の出番だ。
器に入れておいた卵を、フライパンの上にそーっと入れる。
フライパンは十分に温度が下がっているはずなので案外安全、と云うかむしろ「じゅう」と云う音がしません。
ちゃんとできるのかよコレ、って一瞬不安になるんだけど、目玉焼きという調理方法が受けている不幸な誤解がここ。
目玉焼きは最初弱火でじわじわ加熱する方が上手に出来上がるんだなこれが。
このとき、パンケーキの型を使って花やハート型の目玉焼きに仕立てるのもまた一興。
5.仕上げ。
熱が1カ所に偏らないように卵が焦げ付かないようにちまちまとフライパンを動かしながら、卵に火を通します。
(好みの加減でどのぐらい加熱するか変わってくるけど、僕は目玉焼きの外周が少し反ってくるぐらいまでやや長めに火通しするかな)
さて、白身に大体火が通ったら一挙に仕上げてしまおう。
計量カップに半分ぐらいの水を用意して、コンロの火力を一挙最大に。
十分フライパンが熱くなったところを見計らってコップの水をフライパンの縁の方からかけ回すようにして入れ、そのまま手早く蓋。
中火ぐらいにして加熱を続けて、水分が飛んだら(水分がなくなる寸前になるとフライパンから聞こえる音が甲高くなるよ)火を止めて蓋をあける。
黄身の表面に薄く皮の張った目玉焼きの出来上がり。
6.盛りつけ
味付けはお好みで。
僕が好きなのは、塩をぱらり、粗挽きコショウをぱらりとふりかけて、バターを塗ったトーストの上に乗せる奴。
ウィンナがついてると申し分ない。
ボリュームが欲しいなら、丼に軽く盛ったご飯の上から海苔を敷き、目玉焼きを乗せて醤油を気持ち多めにかけ回す目玉焼き丼なんかどうだろう。
目玉焼きは他の料理に比べて冷えやすいので、皿に盛りつける場合はあらかじめお皿を暖めておくといいかもしれない。
練習にあまり材料を使わないのが目玉焼きのいいところ。作ってみて面白かったら、何度か試して好みの焼き加減を身につけとこう。