神様、2分だけ。
子供を風呂に入れるのは僕が主に担当する、と云うことを時々書いているのだけど、最近身の丈が大きくなった子供達と一緒に入る湯船は当然のように、狭い。
更に、姉弟そろって湯の中で立ったり座ったり跳ねたりするもんだから、子供達を洗い終えるまでの風呂場は月並みだけど戦場のようだ。
小さな洗面器や綿の顔ふきタオルで遊ぶのに忙しい子供らを前に後ろに動かしながら身体と髪を洗って再び湯船に沈め、自分の身体を洗い終える頃にはすっかり湯も減って温くなっているわけで。
さりとてもう捨てる湯を追い炊きするのも気が引けるのだ。(我が家ではほとんどの場合カミさんが先に風呂を済ませる)
風呂の醍醐味はやはり、ちょっと熱いかなと云う湯に身体を沈め、体の表面を湯の温度に馴染ませつつ手足を伸ばして「はああ」と息をつくあの一瞬にあるのであって。
神様お願いです。たった2分でいいから、子供達を時間差で風呂に寄越して下さい。
あ、この場合は神様じゃなくて奥様か。
ムードねえなあ。
ちょっち生々しい話なんだけど、子供が2人いるとはいえ我が家もそれなりに若い夫婦なので、するこたあするわけだ。
この責務を放置するとカミさんの機嫌が日増しに悪くなり、3週間を越えた辺りからはあの手この手のプレッシャーが飛んできて居心地の悪いことこの上ない。
僕も別に仙人になっちゃったわけではないので、欲求がまるでなくなったってことじゃないんだけど、どうもこう今ひとつ乗り気になれない。
そりゃカミさんはいいよ、上向いてるか目ぇ閉じてるわけだから。
でもな、こっちは横向くと子供の寝顔だぞ? ムードも何もあったもんじゃない。
なんかこう、イトナミってよりは何かの作業みたいになっちゃうよなあ、こうなると。
え、と。
実は職務怠慢期間が4週間目に突入しているんだけど、そろそろ攻撃をかわしきれなくなってきたな。